「今この瞬間の幸せ」を考える
若い皆さんは、言われたことがありませんか。「将来のために、今頑張ろう」って。
ふざけんじゃないよ。「今」「今」「今」でしょう。「今」この瞬間こそが「確かな時間」なんですよ。
何十年も長く生きた人間は、「今が頑張り時」と言いますが、若い私たちには、どのくらいの時間があるのか、天命なるものが幾ばくほどあるのか、そんなことわからないのです。
そんなこと言わずもがな、人は誰しも、確かなものは「今この瞬間」だけなのです。
将来なんてものは約束されていません。
今の積み重ねでしか、将来は存在しません。
受験勉強を頑張るのは、たしかに将来のためですが、頑張れるのは、「確かな今があるから」です。
「今が不幸で良いはずがない」のです。
もっと幸せに、もっと楽しく生きるために時間を使う権利があるのです。
塵も積もれば山となることは勿論重要です。
ただ、1日1日をハツラツと生きないことには、苦しいだけです。
一人として同じ人間がいないのですから、先人の根性マウントは程ほどに聞いておきましょう。
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」のです。
今が苦しい後輩の皆さんは、「大人を舐めず、尊敬し過ぎず」、「自分はどう生きれば幸せか」を考えて、可能な限り、妥協しない人生にしてください。
来世はないと思って。